チーム内で進捗を共有する方法!ツールを導入するメリットも紹介
複数の従業員が働く企業では、常にお互いの進捗状況を共有しないと作業が滞ってしまう可能性があります。
「明日の業務に使う〇〇ってまだできてないの?」
そんなやりとりをしてしまう企業もあるかもしれません。
そこで今回は、チーム内で進捗を共有する方法とツールを導入するメリットについて解説していきます。うまく連携ができないと悩んでいる企業は、最後まで読み進めてみてください。
目次
進捗管理とは?共有する方法は?
まずは、進捗管理そのものと、具体的に進捗を共有する方法について解説していきます。
進捗管理を取り入れていない企業は、進捗管理を導入する理由が理解できるでしょう。
進捗管理とは
進捗管理は、プロジェクトや業務の目標達成に必要な作業の進行状況を把握し、計画通りに進んでいるかを確認するプロセスです。進捗管理には、以下の工程が含まれます。
- 目標設定
- 計画策定
- 進捗のモニタリング
- 評価と改善
進捗管理の目的は、タスク進行を効率化し、期限内に品質の高い成果を出すことです。進捗管理をおこなうことで、チームメンバー間のコミュニケーションを促進し、問題が発生した際の迅速な対応を可能にします。
問題を早期に解決できるので、結果的にプロジェクトの遅延を防ぎ、リソースの最適化につながります。
進捗管理を共有する方法
進捗管理の共有には、以下の方法があります。
- 定期的なミーティング
- レポートの共有
- ツールを用いた進捗共有
進捗管理を共有するためには、定期的なミーティングが効果的です。毎日のスタンドアップミーティングや週次の定例会議が含まれます。
上記のミーティングでは、各メンバーが自身の進捗状況を報告し、問題点や支援が必要な事項を共有します。
次に、透明性を確保するためのレポート共有も必要です。プロジェクトの計画、進捗レポート、会議の議事録などを全員がアクセスできる場所に保管し、情報の透明性を高めます。
レポートを共有する際は、GoogleドキュメントやConfluenceのような共有ドキュメントツールが役立ちます。上記はスマートフォンからもアクセスできるので、営業などパソコンに触れられないメンバーとの共有も可能です。
また、進捗管理の共有には、専用ツールも有効です。ガントチャートやプロジェクトのロードマップを作成すると、チーム全体で視覚的に進捗を共有できます。
進捗を見える化することで、プロジェクトの全体像を理解しやすくなり、各メンバーが自分のタスクが全体に与える影響を把握できるでしょう。
進捗管理の共有にツールを導入するメリット
進捗管理の共有には、専用ツールの導入が効果的です。専用ツールは、以下のような機能を搭載しており、進捗管理を容易にしてくれるためです。
- タスクの割り当て
- 期限の設定
- 目標設定
- 進捗状況の見える化
たとえば、タスク管理ツールは、タスク管理や進捗の追跡に特化しており、チームメンバー間での情報共有を容易にします。専用ツールを使用することで、プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで確認でき、必要に応じて迅速な対応が可能です。
また、専用ツールはチーム内のコミュニケーションを促進し、メンバー間の認識のズレを減らす効果もあります。そのため、進捗管理の効率化とプロジェクトの成功率アップが見込めます。
進捗管理を共有するツール7選
プロジェクト管理やチームワークの効率化には、進捗管理ツールの活用が欠かせません。数ある進捗管理ツールから、以下の7つのツールを紹介します。
- Quantee
- Trello
- Asana
- TeamHack
- Lychee Redmine
- Jooto
- Wrike
それぞれのツールの料金や機能を比較していきます。
Quantee
共有できる進捗管理 | KPI進捗管理 |
価格 | 要問い合わせ |
特徴 | KGI、KPIの設定が可能、進捗状況の見える化、カスタムダッシュボードを搭載、APIツールによる機能拡張、AIによる改善案、導入前後のサポート体制、他 |
Quanteeは、プロジェクトの進捗を見える化してくれる進捗管理ツールです。Quanteeの特徴は、目標達成の指標となるKGI(Key Goal Indicator)やKPI(Key Performance Indicator)を複数同時に管理できる点です。
ユーザーは、KPIをもとに進捗状況を一目で確認でき、優先すべき行動を一目で把握できるようになります。設定したKPIはカスタムダッシュボードで任意に配置できるので、企業の業種やプロジェクトに応じて柔軟に対応できるでしょう。
Quanteeは、社内外問わずに進捗状況を確認できるので、業務の進捗を共有しやすくしてくれます。
Trello
共有できる進捗管理 | タスク管理 |
価格 | フリー:無料スタンダード:$5USD/月~プレミアム:$10USD/月~エンタープライス:$17.50USD/月~ |
特徴 | カンバン方式を採用したシンプルな設計、タイムラインビュー搭載、オンボーディング機能、他 |
Trelloは、直感的な操作性が魅力のタスク管理ツールです。カンバン方式を採用しているので、ボードやリスト、カードを使用してタスクを管理できます。
各カードには、詳細な説明や期限、添付ファイルやコメントなどを追加可能です。必要な情報がカード内に記載されているので、チームメンバーとの情報共有が容易になります。
Asana
(引用:https://asana.com/ja)
共有できる進捗管理 | タスク管理、プロジェクト管理 |
価格 | Personal:無料Starter:1,200円/月~Advanced:2,700円/月~ |
特徴 | プロジェクトとタスクを一か所で管理、目標とレポート管理、リソース管理、ワークフローの自動化、各種ツールと連携、他 |
Asanaは、タスク管理とプロジェクト管理を両立できる多機能ツールです。プロジェクトのタスクをリストやカレンダー形式で表示することで、進捗状況を一目で確認できます。
また、タスクにサブタスクを設定したり、期限や担当者を割り当てたりできます。業務を多角的に管理できるので、効率的な情報共有が可能です。
TeamHack
(引用:https://teamhack.io/)
共有できる進捗管理 | タスク管理 |
価格 | お試しプラン:無料ビジネスプラン:1,200円/月~フリーランスプラン:1,500円/月~ |
特徴 | タスク×チャット機能、ドキュメント×チャット機能、1クリックレビュー機能、簡易タスク登録、他 |
TeamHackは、コミュニケーションのしやすさに特化したタスク管理ツールです。その理由は、チームメンバー間の意見交換やアイデア共有を促進するチャット機能を多数備えているためです。
タスク管理には時間計測機能が付いているので、所要時間を正確に計測できます。TeamHackは、チャットを介したコミュニケーションとタスク管理によって、進捗状況を共有しやすい環境を提供してくれます。
Lychee Redmine
(引用:https://lychee-redmine.jp/)
共有できる進捗管理 | プロジェクト管理 |
価格 | クラウド型フリー:無料スタンダード:900円/月~プレミアム:1,400円/月~ビジネス:2,100円/月~オンプレミス版スタンダード:800円/月~プレミアム:1,500円/月~ビジネス:2,300円/月~ |
特徴 | ダッシュボード、ガントチャート、カンバン方式、プロジェクト横断、レポート自動作成、リソースマネジメント、CCPM、他 |
Lychee Redmineは、柔軟性に優れたプロジェクト管理ツールです。タスクの追跡や時間管理、文書管理など、プロジェクト管理に必要な機能を幅広く提供してくれます。
とくに、直感的に操作と管理ができる新しいガントチャートは、学習コストが低いうえに操作ミスを軽減してくれるでしょう。プロジェクトの変更が多い企業では、直感的にガントチャートを修正できるLychee Redmineを導入することで進捗管理を共有しやすくなります。
Jooto
共有できる進捗管理 | タスク管理、プロジェクト管理 |
価格 | 無料プラン:無料スタンダードプラン:417円/月~エンタープライズプラン:980円/月~タスクDXプラン:要お問い合わせ |
特徴 | ガントチャート、カンバン方式、プロジェクト横断タスク、予実の数値管理、APIツール連携、他 |
Jootoは、シンプルで使いやすい進捗管理ツールです。タスクをビジュアル的に管理できるカンバンボードを搭載しているので、プロジェクトの進捗状況を一目で把握できます。
タスクには状況や期限、担当者などを設定でき、チームメンバーとの情報共有がスムーズにおこなえます。また、タスクを設定すると自動でガントチャートに反映してくれるので、多忙な管理者の工数削減にもなるでしょう。
Wrike
(引用:https://www.wrike.com/ja/)
共有できる進捗管理 | タスク管理、プロジェクト管理 |
価格 | Free:無料Team:$9.8/月Business:$24.8/月Enterprise:要お問い合わせPinnacle:要お問い合わせ |
特徴 | ダッシュボード、ガントチャート、カンバン方式、堅牢なデータセキュリティ、APIツール連携、他 |
Wrikeは、高度なカスタマイズが可能なプロジェクト管理ツールです。タスク管理やリソース管理、時間追跡など、プロジェクト管理に必要な機能を網羅しています。
また、1クリックでガントチャートを作成できるので、プロジェクトのタイムラインを視覚的に管理できます。Wrikeは、プロジェクトの見える化によって、進捗状況の共有をサポートしてくれるツールです。
まとめ:進捗管理は専用ツールを活用して共有しよう
進捗管理を共有するためには、定期的なミーティングや専用ツールが必要です。今回は進捗管理の共有をサポートしてくれるツールを7つ紹介したので、進捗管理の共有に困っている企業は参考にしてみてください。
とくにQuanteeは、現場の進捗管理から指標をもとにした経営戦略の際にもデータを参照しやすい設計になっています。データドリブンな進捗管理と経営判断を取り入れたい企業は、以下のリンクからQuanteeの詳細をご確認ください。