KPIの管理ツール15選!エクセルでのKPI管理も解説
KPIを設定すると、長期的なデータの維持管理が必要です。
KPIを導入したいと考えていても、手入力でデータを管理し続けるのは大変に感じ、足踏みしている方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、KPIの管理ツールとエクセルを使ったKPIの管理方法を紹介していきます。
KPIの管理を無理なくこなすために、ぜひとも読み進めてみてください。
KPI管理ツールのメリット
KPI管理ツールを導入すると、以下のようなメリットが得られます。
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- データを一括管理できる
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- 必要なデータだけを抽出できる
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- データを可視化できる
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- データを共有できる
それぞれのメリットを詳しく解説していきましょう。
データを一括管理できる
KPIの管理ツールは、初めてKPIを管理する人でも大事なデータを一括管理できるのがメリットです。
管理ツールには、あらかじめテンプレートやフレームワークが組み込まれているため、手順に従って入力をしていけばデータを管理できます。
KPIの管理に慣れていない場合、人為的なミスをする可能性が高くなりますが、管理ツールを導入すれば安全性が増します。
必要なデータだけを抽出できる
KPIの管理ツールを使うことで、必要なデータをいつでも抽出できるようになります。
KPIを設定すると、定期的に目標と進捗具合を把握しなければいけません。
KPIの管理ツールがあれば、必要な時に必要なデータのみを抽出できるので、管理に必要以上に時間を取られずに済みます。集計も手入力で行うより早く終わるでしょう。
データが可視化できる
管理ツールに入力したデータは、簡単にグラフや表へと変換して可視化できます。
データは日付や条件別にまとめることができるので、長期的にKPIの管理をしていく際に役立ちます。
日々の業務に欠かせないレポートの作成も、時間をかけずに行えるようになるはずです。
データを共有できる
最後に紹介する管理ツールのメリットは、データを共有できる点です。
管理ツールに記録されたデータはリアルタイムで反映されるので、社内での情報共有がスムーズに行えます。
KPIの管理は、部署を超えてデータや情報を共有しなければいけない時があります。そんな時も、管理ツールを導入しておけば瞬時にデータの共有が図れるでしょう。
KPI管理ツールのおすすめ15選
実際に販売されているKPI管理ツールの中から、15製品を紹介していきます。
KPI管理ツール | URL |
Quantee | https://quantee.jp/ |
Resily | https://resily.com/ |
banto | https://banto.jp/ |
Analytica | https://try.analytica.jp/ |
評価三味クラウド | https://zc.k2-infinities.jp/ |
DOMO | https://www.domo.com/jp |
Goalous | https://www.goalous.com/intl/ja/ |
MIERU | http://mieru.info/ |
スマカン | https://smartcompany.jp/ |
WAKUAS | https://wakuas.com/ |
MINAGINE人事評価システム | https://minagine.jp/jinji-system/ |
Tableau | https://www.tableau.com/ |
BizForecast HR | https://www.primal-inc.com/product/bizforecast/hr/ |
Wistant | https://www.wistant.com/ |
Co:TEAM | https://coteam.jp/ |
以下では、それぞれの管理ツールにどんな特徴があるのか、管理ツールを導入すると何ができるのかを解説していきます。
1:Quantee
「Quantee」は、セールスマーケティングに特化したKPI進捗管理ツールです。
リアルタイムでプロジェクトの進捗管理が行えるのがメリットで、各指標の進捗率に合わせて色分けして視覚的に現状を把握できます。
セールスマーケティング分野において重要なKPIの管理も、チーム全体と個人の両方を一元管理可能。
また、担当者が不在でも⽬標達成に向けた店舗ごとのPDCAが可視化できるため、⾮属⼈的なマネジメント体制を構築できる点も魅力です。
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- 企業名:株式会社ExKey(エクスキー)
2:Resily
Resilyは、OKRとKPIの連動が得意な管理ツールです。全体目標から個人の目標まで簡単に振り返りをサポートしてくれます。
会議で話した内容を議事録として記録できるなど、シンプルながら必要な機能を揃えているのが特徴です。1on1のスケジューリングができるので、アポイントや細かい日程管理にも活用できます。
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- 企業名:Resily株式会社(リシリー)
3:banto
bantoは、Slack上のチャットbotで進捗を把握できる管理ツールです。定時になるとチャットbotが進捗を確認してくれるので、回答するだけでKPIの管理ができます。
数値目標だけでなく行動目標を管理できるので、日々やるべきことを確認しながら業務をこなせるようになります。
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- 企業名:株式会社サイダス
4:Analytica
Analyticaは、すでにデータベースを使ってKPI管理を行っている企業向けの管理ツールです。AnalyticaもSlackと連動が可能なので、必要な連絡は随時メンバーと共有できます。
チャートデータはCSVファイルでダウンロード可能、SSLの暗号化や2段階認証を取り入れているので、セキュリティ面でも信頼がおけます。
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- 企業名:株式会社ヴィクセス
5:評価三味クラウド
評価三昧クラウドは、低価格でKPIの管理ツールを導入したい企業向きです。人事評価のシートを組み合わせて使うシンプルさが特徴的です。
テンプレートは自由にカスタマイズができるので、自社で採用している評価基準があっても使用できます。
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- 企業名:株式会社K2インフィニティーズ
6:DOMO
DOMOは、Yahoo!やKDDIで採用されているKPIの管理ツールです。複数の部門が管理しているデータを一元管理してグラフや表に変換できます。
モバイル用のアプリがあるので、外出先で急に社内データが必要になっても安心です。情報はリアルタイム性があるので、誤って古いデータを使用してしまう心配もありません。
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- 企業名:ドーモ株式会社
7:Goalous
社員の主体性、行動力を促進するのがGoalousというKPI管理ツールです。全体目標やOKRを共有することで、日々の業務の意味ややりがいを再確認できます。
日頃の会話やちょっとしたお礼はチャット形式でやりとりできるので、コミュニケーションも円滑になるでしょう。目標をクリアにすることで、エンゲージメントの向上を図っているKPI管理ツールです。
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- 企業名:株式会社Colorkrew
8:MIERU
MIERUの一番の特徴は、開いた瞬間にKPIの数値が見える点です。とにかく分かりやすさを優先したデザインなので、パソコンやアプリが苦手な方でも直感で操作ができます。
KPIの項目は自由に変更できるので、自社に合わせた数値を画面に表示させることが可能です。パソコン以外に、スマートフォンやタブレットからの入力とクラウドに対応しているので、どこにいてもアクセスできます。
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- 企業名:アルサーガパートナーズ株式会社
9:スマカン
スマカンは、人事評価に特化したKPI管理ツールです。評価シートのテンプレートがとにかく豊富で、データの可視化や集計機能も充実しています。
ダッシュボードで登録したデータやグラフを表示できるので、使いやすさも兼ね揃えています。データ分析とタレント分析が可能なので、人事評価のサポート役に最適です。
企業名:スマカン株式会社
10:WAKUAS
WAKUASは、個人の成長に着目したKPI管理ツールです。個人が成長することで主体的な社員を増やし、結果として会社の目標を達成していくことを目的としています。
OKRと1on1を繋ぐことで、互いにフィードバックを貰い合える組織作りが可能になります。日々の業務にも目標達成にも、ワクワクを求められるKPI管理ツールです。
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- 企業名:株式会社アジャイルHR
11:MINAGINE人事評価システム
MINAGINE人事評価システムは、KPI管理と人事評価を繋ぐ管理ツールです。指標や情報はクラウドで管理されているので、どこにいても瞬時にアクセス可能です。
評価結果はPDF化できるので、会議や面談の際に簡単に書類化できます。導入時にはサポートを受けられるので、KPI管理ツールを初めて利用する方でも心配は無用です。
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- 企業名:株式会社ミナジン
12:Tableau
Tableauは、データ解析や分析に特化した管理ツールです。
KPI管理ツールよりもBIツールと呼ばれることが多いですが、データを見える化する面では秀でた管理ツールだと言えます。
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- 企業名:株式会社セールスフォース・ジャパン
13:BizForecast HR
BizForecast HRは、エクセル形式のファイルを取り込めるKPI管理ツールです。エクセルに似た画面で入力ができるので、新しい操作を覚えずに作業ができます。
エクセルで作ってある目標管理シートや、人事評価シートをそのまま活用できる点も評価できます。BizForecast HRは、人事管理のみならず、給与管理も行える多機能なKPI管理ツールです。
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- 企業名:プライマル株式会社
14:Wistant
Wistantは、マネジメントをスコア化することで改善策を提示してくれるKPI管理ツールです。目標の達成度や1on1の達成率をスコア化して比較することで、今不足している点が浮き彫りになります。
また、スケジュール管理やフィードバック機能が付いているので、オールインワン型のKPI管理ツールと言えます。マネジメント管理が苦手でも、このKPI管理ツールだけで管理できるでしょう。
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- 企業名:株式会社フルート
15:Co:TEAM
Co:TEAMは、目標管理と人事評価を連携させたい場合に役立つKPI管理ツールです。1on1支援、360度評価、フィードバックを一元管理して、OKRの達成を実現します。
エンゲージメントの改善に着目し、個人の成長と会社の成長を融合させることに成功しました。目標が更新されると、リアルタイムでフィードバックが来るのでモチベーションが低下することもありません。
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- 企業名:株式会社O: (オー)
KPIをエクセルで管理するメリット・デメリット
KPIは、管理ツールを使わずにエクセルで管理している企業もあります。
エクセルでKPI管理をするメリットデメリットは何か、それぞれ解説していきましょう。
KPIをエクセルで管理するメリット
エクセルでKPIを管理するメリットは、以下の通りです。
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- 導入しやすい
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- 追加費用がかからない
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- 新しい操作が不要
まず、エクセルは多くの企業で使用しているので、KPI管理ツールとしても導入しやすいのがメリットです。
エクセルがあれば、追加のサービスの契約や初期費用がかからないので、負担なくKPI管理を行えます。
また、エクセルでKPI管理を行うことで、新しい管理ツールの操作を覚える必要もありません。使い慣れたエクセルでKPI管理ができるので、管理者の負担も少なくなります。
ただし、KPIの管理を行う際は、通常の関数だけではなくマクロなども必要になります。そのため、求められるエクセルのスキルは高くなると考えた方がいいでしょう。
エクセルでのKPI管理は、費用面と操作性においてメリットがあると言えます。
KPIをエクセルで管理するデメリット
エクセルでKPI管理をするのはメリットばかりではありません。KPIをエクセルで管理すると、以下のようなデメリットがあります。
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- 同時編集ができない
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- バージョンによって操作性が変わる
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- メンテナンスが大変
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- データが重いと遅くなる
一番のデメリットは、同時編集ができない点です。
KPIを管理する際は、複数の端末を使って入力を行うことがよくあります。
その時に、同じシートに同時にアクセスすることができないため、タイムラグが発生してしまうでしょう。
また、バージョンによって使える機能が変わってしまうなど、操作性が変わってしまう点もデメリットです。
現状ではマイクロソフトの「Office365」を使用していれば問題ありませんが、古いバージョンのエクセルを使用している企業は注意してください。
マクロを使用している場合は、引継ぎやメンテナンスが大変だったという事例もあります。
シートを新しくする場合や、マクロを最初から組みなおさなければいけない場面もゼロではありません。
さらに、KPI管理を長く続けていると、使用しているファイル容量が大きくなってきます。データが重くなると、読み込みや書き込みが遅くなり作業速度が低下してしまいます。
作業効率を高めるはずのKPI管理で作業効率を悪くしてしまっては、元も子もありません。
エクセルでのKPI管理は、データの同時編集と維持管理の面でデメリットがあります。
KPIの管理は専用ツールを使って効率化しよう!
エクセルでKPI管理は可能ですが、効率と操作性を求めるなら専門のKPI管理ツールを使用した方がメリットは大きいと言えます。
KPI管理ツールには、それぞれ人事KPIに特化していたり1on1に特化していたりと、個性があります。自社のKPIを元に最適なKPI管理ツールを選ぶことで、より最終目標への達成が早くなるでしょう。
KPIは、適切に管理して初めて達成が現実になります。そのためには、管理ツールを使って効率よくKPIを見直し、改善してみてください。
KPI進捗管理の最新ツール「Quantee」なら、KPIを見える化して効率的に管理できます。
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